2027年7月、フィンランドがギャンブル独占を終了
フィンランドは2027年7月1日をもって、国営企業Veikkaus(ヴェイカス)によるオンラインカジノ・スポーツベッティングの独占体制を終了します。この規制改革により、同国は新たなライセンス制度に移行し、民間事業者の参入が可能になります。それに伴い、Veikkausの国有継続か売却かが政治・商業的な焦点となっています。
Veikkausの価値は最大45億ユーロ、顧客データベースが鍵
業界アナリストのJari Vähänen氏によれば、Veikkaus全体の企業価値は最大45億ユーロ(約7,200億円)、オンラインカジノ・スポーツベッティング部門だけでも10億〜15億ユーロ(約1,600億〜2,400億円)と評価されています。最大の資産は250万人に及ぶ既存顧客データベースで、ライセンス制度移行後も競合優位性を保つ可能性があります。
政党間で意見分裂、売却・部分売却・国有継続の3案
フィンランドの政党は売却案、部分売却案、国有継続案の3つに分かれており、結論は出ていません。独占終了後の市場では、海外大手オンラインカジノ事業者がライセンス取得を目指すと予想され、日本同様に規制緩和とギャンブル依存症対策のバランスが課題となりそうです。北欧諸国の動向は、アジア市場にも影響を与える可能性があります。
情報ソース: iGaming.org