フィリピンのゲーミング市場、2026年は鈍化スタート
フィリピンの賭博規制当局Pagcor(フィリピン娯楽賭博公社)は、2026年5月にマニラで開催されたSiGMA Asia 2026で、eスポーツベッティングの規制導入を検討していることを発表しました。2026年第1四半期の総ゲーミング収益(GGR)は876億フィリピンペソ(約2,200億円)と前年同期比15.87%減となり、2025年の好調から一転して減速が鮮明になっています。
オンラインゲーミングの減速が主因
2025年通年では、オンライン・電子ゲーミングが好調で総GGRは前年比6.39%増の3,961億フィリピンペソに達していました。しかし2026年第1四半期は、オンライン・電子ゲーミングが399億ペソ(全体の45.55%)まで落ち込み、成長の主力が失速。一方、ライセンス取得済みのランドベースカジノは445億ペソ(50.83%)と、売上構成比で逆転しました。
eスポーツ規制と責任あるギャンブル施策
Pagcorのアレハンドロ・テンコ会長は、新たな収益源としてeスポーツベッティングの規制枠組み構築を進める意向を示しました。同時に5月には24時間対応のギャンブル依存症ホットラインも開設し、市場拡大と社会的責任の両立を図る姿勢を見せています。日本のオンラインカジノユーザーにとっては、アジア地域の規制動向がグローバル事業者の戦略に影響する可能性があり、今後の展開が注目されます。
情報ソース: iGaming.org